◆ミサの日程変更について◆

 

6月7日10時の初金ミサは、予定を変更し、

6月28日金曜日(イエスのみ心の祭日)の10時から行われます。



 

     ニネベの人々はヨナの説教を聞いて悔い改めた。

                                                        (ルカ1132

   

                     2019年3月14日

                        カトリック大和教会

                                                            主任司祭 鈴木正夫

 

四旬節のテーマは「悔い改め」でしょう。その昔、ヨナ預言者がニネベの町の人々に「あと四十日すれば、ニネベの都は滅びる。」(ヨナ34)と呼びかけました。するとニネベの人々は神を信じ、王様にいたるまで粗布をまとって断食をし、悔い改めたと言うお話です。

どうして? なぜ? だれが? 私のことですか? と言う疑問の声もなく、町全体が悔い改めたとあります。

今国会の与党・野党のやりとりをテレビで放映していますが、決して子供たちには見せたくない激しいののしり合いの国会です。確かに基準となるべき景気動向の政府データですから、絶対にいい加減にやってもらいたくはないし、ましてや景気を良く見せようとする嘘のデータを故意につくりあげているようにもかんじます。追求する方もまるで自分が清廉潔白な人間かのように相手を激しく非難し、非難される側はいつもピントを外し話題の本筋に向かわず、はぐらかしの論戦です。国外では某大統領の疑惑問題でも、避難する側に向かってフェイク・フェイクとののしり、つまり、「嘘を言っているのはおまえたちの方だ」といっている訳です。また「魔女狩り」だとかいって怯む事がありません。

政治の世界はもともとそのような性質のもので、誠実さは期待できないものかもしれませんが、結局反省することのない世の中となり、無責任としらけのムードが蔓延するばかりです。

四旬節第二金曜日は「性虐待被害者のための祈りと償いの日」と定められました。最も信頼されるべき司祭や修道者が子供等に性的虐待をし、それを隠蔽する教会の姿勢がもんだいとされています。フランシスコ教皇が思い切ってある枢機卿の職位を剥奪し、職務の執行を停止させた事も話題になっています。カトリック教会の恥部をさらすことであり、聖であるべき教会の奉仕者が信頼に値しない忌まわしいものであると言う現実をさらけ出したのです。信徒の中にも動揺が起こっています。教会の何もかもさらけ出しすべて嘘と見せかけだらけ、本当に聖なるものなんてないのだと言っているように思われます。恥ずかしいことですが、本当の「悔い改め」が始まっているのです。

 今年の秋か冬頃教皇フランシスコがはじめて日本に来られるというニュースがありました。ヨハネ・パウロ二世教皇が日本に来られてかなり年月が経っています。そのヨハネ・パウロ二世教皇訪問のとき長崎の被爆者の所を見舞い、教皇様は一人一人の被爆者に向かって「ごめんなさいね」と謝っておられたと言う話しがあります。浜尾司教様が案内なさっておられたようです。「教皇様、あなたが原子爆弾を落としたのですか?」といさめたところ、「私の兄弟がしたことです」と応えられたと言う話しを思い出します。

確かに恐ろしいばかりの不正・悪がこの世にあります。ニネベの人々のようにヨナの説教を聞いて素直に「悔い改める」事が大切です。人ごとでなく神の前に罪深いこの私が、神を信じて新しい生き方に変わることです。

       

 

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